ROKUGO BASE Magazine
コラム：成功する起業家の共通点とは？
「事業が軌道に乗る人と、なかなかうまくいかない人の違いって何だろう？」
そんな疑問を解決すべく、六郷BASEの起業支援専門家に独自取材！
成功する起業家に共通するポイントを、インキュベーションマネージャー伊東 明彦、佐藤 泰予の意見をもとにご紹介します。
伊東 明彦
大学・修士で土木工学を専攻。地球診断に関わるテーマで博士（理学）を取得。宇宙開発系の企業に就職。衛星データを都市計画・農業・防災・環境・教育分野に活用していくための研究開発・実証事業を担う。日本ドローンコンソーシアムの事務局長、宇宙開発の業界団体幹事、学会の役員などを歴任。環境系のＮＰＯ法人代表、農業系の一般社団法人代表、アンテナショップの株式会社の設立に関わり、代表を務める。
佐藤 泰予
大学卒業後、IT企業でシステムエンジニアとして活躍。その後、人事部で新入社員研修の講師として研修企画を担当する。キャリアコンサルタントの資格を活かし、個人のキャリア支援や子ども向けキャリア教育事業を並行して遂行。現在はインキュベーションマネージャーとして、六郷BASEで起業家の相談対応やビジネスマッチングを行う。
六郷BASE流：成功しやすい起業家の4つの共通点
その1：課題を把握し、解決する姿勢がある
成功する起業家は、自社の課題をしっかり把握し、解決策を考え続けています。
また、社会情勢や技術の進歩を予測し、事業を柔軟にアップデートする力も必要です。
変化に適応できるかどうかが、長く続けるカギになります。
その2：経営状況の数字をすぐに言える
成功する起業家は、自社の経営状況を数字で把握しています。
「今月の売上はいくら？」「損益分岐点は？」「利益率は？」と聞かれたときに、すぐ答えられる人は経営の感覚が鋭く、 事業の舵取りもうまい傾向があります。
その3：分からなくても、とにかく行動する
起業が初めての人にとっては毎日が分からないことだらけ。
だからと言って諦めることなく、立ち止まらずにやってみる姿勢が大切です。
自分から情報を取りに行く姿勢の人、 失敗も経験の一つと考えられる人は強いのではないでしょうか。
その4：短期だけでなく中長期的な視点を持つ
目の前の収益確保にとらわれ過ぎず、時間やお金を投資して5年後10年後の成果に繋げる選択ができる人ほど、事業を継続しやすい傾向にあります。
時には目の前の利益を見送る勇気も必要です。
あなたはいくつ当てはまりましたか？
六郷BASEでは、インキュベーションマネージャーに相談ができるイベントもご用意しています。
「自分の事業、これで大丈夫？」と不安に思ったら、ぜひ気軽に相談してみてください。
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